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夢咲ACTION 「産後ケア」ご存知ですか? 前向きな子育ての一歩はママの休息から

産後のママに必要なのは、まず休むことです。出産により、体は大きなダメージを受けています。
心身の回復を優先して、パートナーや家族に協力してもらうことが大切です。
しかし、慣れない育児に疲れ果ててしまったり、実家が遠方で頼れる人が近くにいなかったり、さまざまな事情から、なかなかゆっくりと休めない、というママも多いのが現状です。
そんな時は、「産後ケア」を利用しましょう。今、そのサービスが拡充されています。

産後ケアとは?

産後のママの心身をケアし、赤ちゃんが健やかに成長できるよう育児をサポートする取り組みのこと。
2021年4月から「産後ケア事業」の実施が市町村の努力義務となり、各市町村は地域の医療機関などと連携し、サービスを実施しています。
(実施していない場合もあるので、お住まいの自治体にご確認ください)

サービス事例※内容は自治体で異なります

施設(病院、診療所、助産所など)で受ける
宿泊型ケア(ショートステイ)

宿泊(日数は原則7日以内)しつつ、ゆっくり休息がとれます。栄養バランスの整った食事が提供されたり、深夜でも専門スタッフに相談できたりするところもあります。

専門スタッフが食事の栄養バランスも管理してくれます。
日帰り型ケア(デイサービス)

日中(概ね10:00~17:00)に利用できます。個別型と集団型があり、個別型は育児相談や赤ちゃんの健康チェックなどが受けられ、集団型は複数の利用者とともに育児指導などを受けつつ、悩みの共有や情報交換、交流の場にもなっています。

ママ同士の交流の場にもなっています。
自宅で受ける
訪問型ケア

専門スタッフ(助産師など)が自宅に来て、育児相談をしたり、授乳指導を受けたりできます。体調が優れない場合や移動が大変な時も利用しやすいのが特徴です。

自宅で専門スタッフからのケアを受けられます。
利用料金

自治体によりますが、補助やクーポン券が利用できることも。サービスがあっても利用されないのでは意味がないため、比較的利用しやすい料金設定が多いです。例えば新潟市の場合、宿泊型ケア・日帰り型ケア・訪問型ケアを初めて利用する場合、初回はクーポン利用で、無料にするなどの取り組みを行っています(2024年12月時点)。

さらに!

2025年4月の「子ども・子育て支援法」改正に伴い、産後ケアが「地域子ども・子育て支援事業」に位置付けられました。
国・都道府県・市町村の役割分担を明確にし、今後はサービスの均質化や施設・専門スタッフの充実化など、産後ケアが必要な全ての方が支援を受けられるように体制整備が進むと期待されています。

産後ケアのサービスを利用することは、贅沢でも甘えでもありません。
むしろ、産後のママと赤ちゃんに積極的に受けていただきたいサービスといえます。
悩みや不安、心配ごとを専門スタッフに相談し、必要な休息をとってくださいね。
詳しくは、お住まいの自治体名とともに産後ケアで検索を。

お住まいの自治体名と産後ケアで検索

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