知ってますか?話題のNEWS もう受験なんか怖くない!「共通テスト」で大学受験が変わる
国の大学入試改革により、大学受験では、センター試験から、2020年度(今の高校2年生)より「大学入学共通テスト」がスタートします。どう変わるの?と、不安に思っている方も多いでしょう。そこで「共通テスト」についてお聞きしました。学力を測る目的は変わりませんが、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価する出題内容が特徴です。親御さんには必見です。
傾向と対策の最新情報(2019.11.20現在)
センター試験から変わらないこと
- 6教科30科目を出題
- 現在使われている教科書に基づいて出題される
- 1月中旬の土日に2日間かけて実施
- 国立大の一般入試では原則5教科7科目
センター試験から変わること
- 国語と数学で記述式問題を出題、試験時間が長くなる
- 英語はリーディング・リスニングに分け配点を変更
- 学習過程を意識した場面設定を重視
- 必要な情報を組み合わせて思考・判断させる問題
英語では、民間の資格・検定試験利用が計画されていましたが見直し(延期)となりました。
プロからのアドバイス
東進衛星予備校
株式会社NSGアカデミー
大学受験事業本部 室長
茅原 祐也 さん
株式会社NSGアカデミー
大学受験事業本部 室長
茅原 祐也 さん
今後の動向に注目が必要ですが、仮にセンター試験が変わったとしても、「しっかりと高校学習内容を身に付け、各大学の試験に向けた対策や演習を十分にこなした受験生が合格する」という仕組みは変わりません。どの科目も、本質的な学習内容は変わりません。勉強の中身が「変化」するのではなく、やることが「増加」する!と理解しましょう。
暗記や教科書内容の理解等の基礎学習をできる限り早く終わらせて、
応用や対策といった勉強に時間をつくる!
各大学の個別試験も、試験内容や受験制度が変化しているので、
志望校・受験予定校を高2の早い段階で明確にする!
ご家族の方へ
大学・学部の選択や受験の仕方などで、本来一番勉強に集中しなければいけない時期に慌てたり、お子様が集中して勉強や試験に臨めないという悲劇を起こさないためにも、今からお子様の意向や不安を聞き、家族として「ONE TEAM」で大学受験にのぞむことが重要です。ぜひ早い時期から専門家を活用して備えてください。
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