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子どもが朝起きられない? 思春期に多い起立性調節障害とは

朝どうしても起きられなかったり、午前中は体調がすぐれないのに、
午後には元気になっている子ども。
親から見たらサボったり怠けたりしていると思えるかもしれませんが、
その症状、思春期の急激な身体成長に伴う自律神経のアンバランスが原因かもしれません。

こんなことありませんか?

●朝なかなか起きられない
●午前中、体調が悪い
●立ちくらみやめまいを起こすことがある
●急に立ち上がると気分が悪くなる
●つかれやすい
●頭痛がある
●あまり食欲がない

症状に心当たりがある場合は一度小児科に相談してみましょう

小児起立性調節障害とは?

急激に姿勢を変える際に、血圧などを調節する循環反応が正しく機能しない機能障害の総称です。
詳しい原因はまだはっきりと分かっていませんが、思春期の急激な身体発育による自律神経のアンバランス等によるものだと考えられています。

たとえばこんな症状

●立ちくらみ、めまい、失神など
●午前中の体調不良、睡眠の異常
●頭痛
●胃腸の不調、発汗異常など
●疲労感、倦怠感
●思考力、記憶力の低下

身体の不調であることを、本人や家族、学校で理解しよう!

この症状は「怠け」や「怠惰」によるものではなく、身体の不調であることを、本人や家族、学校で理解しましょう。「根性」や気持ちの持ちようだけで治るものではありません。
お子さん本人や家族が「身体の不調」だと理解せずにいると、親子関係の悪化につながることもあります。おかしいな?と思ったらかかりつけの小児科へ相談してみましょう。

  • 記事の監修

    よいこの小児科さとう
    院長 佐藤 勇 先生

    よいこの小児科さとう
    新潟市中央区神道寺1丁目5-47
    TEL.025-242-2525

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