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新潟ろうきん夢咲Club通信vol.55(2019年Summer第55号)特集に掲載したNPO団体代表監修の情報を掲載します。
アートは心のビタミン
一見取っ付きにくい、堅苦しいイメージのある「芸術=アート」。
実はこれが心を潤すビタミンのように作用してくれます。無くても生きていけるけど、あったらもっと豊かに生きていける。アートはそんな存在です。アートは「自分が好きなもの」を見つけるきっかけを作ってくれます。ひとりひとり好きなものは違いますよね。算数のようにひとつの答えがある訳でないアートは、自分の好きなものという個人個人に合わせた答えのようなものを教えてくれるのです。好きなものと向き合う時間はストレスフルな日々を癒してくれる作用があります。
アートの種に気付こう
芸術家は何気ない景色の中からアートを生み出しています。それは自分の好きなものを見つける目が養われているから。外をしばらくじーっと見てください。何が気になりましたか?赤い車?美しい花?広い空?それがあなた自身の目を見るきっかけです。そこにあなたの視点があります。ポイントは心がどう感じたか。「夕焼けがやたらきれいに見える」というような時はすばらしい発見です。あなたの目が美しい景色を見つけたということ。芸術家はその目を活かし「絵」や「彫刻」、「写真」などで表現しているのですよ。
アートは自由でいい
子どものいるご家庭では、夏休みの宿題で図画工作の課題に頭を悩ませている場合も多いのではないでしょうか。また、宿題だと先生に評価されるからきれいに描かなくちゃ、と心配する子どももいるかもしれませんね。アートは正解のない世界です。だから、子どものやりたいようにやらせてみてください。親は指示もしない。そうすると自然に子どもは自分で考えて、悩み、制作に没入していきますよ。親は子どもが制作に打ち込める環境を整える役割です。
アートが家族の幸せを創り出す
子どもがつくった作品を、リビングに飾ってみましょう。定期的に飾るものを交換できるとよりいいでしょう。「子どもの作品を飾る・観る」という方法も立派な家族間のコミュニケーションのひとつになります。さらに子どもの自己肯定感が上がり自信がつくという効果も期待できます。家族の絆を深める一手にアートがあります。
教えてくれたのはこの方!
認定NPO法人 新潟絵屋 運営委員 井上 美雪さん
新潟絵屋は有志により開設された「見る人」の企画による「よい美術」「よい作家」を紹介する画廊です。
新潟県内で様々なアートな活動をしています。
<連絡先>
〒951-8068 新潟市中央区上大川前通10番町1864
TEL/FAX:025-222-6888
http://niigata-eya.jp
※開廊時間 午前11時~午後6時 各企画とも最終日は午後5時まで